「農・学・民」がつないだ、ボイセンベリーのコラボパン
一つのパンが、人と地域の未来をつなぐ。
ナミテテには、ただ「おいしい」だけでは語れない、特別なパンがあります。
それが 「ボイセンベリーのコラボパン」 です。
このパンの始まりは、2021年。
西蒲高等特別支援学校の先生から、一本のお電話をいただいたことでした。
「生徒たちが収穫したボイセンベリーを使って、パンを作っていただけませんか?」
当時、私たちは「ボイセンベリーって何だろう?」というところからのスタートでした。
調べてみると、新潟市西蒲区で栽培が始まった栄養価の高いキイチゴの仲間で、新潟ではまだ珍しい果実であることを知りました。
そして、その生産者である山賀さんにお会いしました。
山賀さんは、「ボイセンベリー研究所」を立ち上げ、ボイセンベリーの栽培・販売だけでなく、西蒲高等特別支援学校の生徒たちに収穫体験の場を提供し、地域と学校をつなぐ活動を続けている企業活動家でした。
その出会いから生まれたのが、
「農・学・民」の連携プロジェクト
- 農 … 生産者がボイセンベリーを育てる
- 学 … 生徒たちが収穫し、パンのアイデアを考える
- 民 … ナミテテが商品として形にする
地域の農業、学校、民間企業が一つになり、一つのパンを完成させる取り組みです。
2021年はコロナ禍のため、学校とナミテテをオンラインでつなぎ、リモート会議を開催しました。
生徒の皆さんからは約10種類ものパンのアイデアが提案され、その発想はユニークで私たちプロのパン職人にとっても驚きと発見の連続でした。
その中から商品化できる案を選び、何度も試作を重ね、2022年、「ボイセンベリーのコラボパン」が誕生しました。
このパンの主役は、生徒たちです。
この活動は、パンを作って終わりではありません。
完成したパンは、生徒たち自身の手で販売されます。
収穫する。
考える。
商品になる。
お客様に販売する。
一つの商品ができるまでの流れを、自分たちで体験します。
働くことの喜びや責任、人とのコミュニケーション、地域とのつながりを学ぶ、実践的なキャリア教育にもなっています。
そして、この取り組みは毎年後輩へと受け継がれ、学校内外で販売される恒例プロジェクトへと成長しました。
現在では、毎年沢山のご注文をいただく特別な商品となっています。
パンを通して、地域の未来を育てる。
ナミテテが目指しているのは、パンを売ることだけではありません。
地域で育てられた作物に価値を生み出し、
子どもたちの「できた!」という自信を育み、
地域の人たちが笑顔でつながる。
そんな循環を、一つひとつのパンから生み出していきたいと考えています。
ボイセンベリーのコラボパンは、
地域の農業を応援し、未来を担う子どもたちを応援し、人と人をつなぐパンです。
これからもナミテテは、「農・学・民」の力で、地域に新しい価値を届けてまいります。
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